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歩武
「ふぅー、疲れた。異常なしでよかったよ」
藍
「私も、気になるところはあったけど、許容範囲内」
雲母
「…………」
歩武
「……えっと、気になるところって?」
藍
「体重が落ちてた。栄養が足りてないのかも」
歩武
「あれだけ食べててそれはないだろ!!」
雲母
「…………」
歩武
「あ、えっと……健康ならそれでいいと思うよ。
標準から多少ずれてたって気にしないって」
藍
「私もそう思う。これからも村八分を心がけるだけ」
歩武
「それを言うなら腹八分だよな、あははは……」
雲母
「…………」
歩武
「…………えっと、弓那はまだ帰ってこない?」
藍
「忘れ物を取りに戻ってる。多分もうじき――」
弓那
「ただいまー、遅くなってごめん!
あ、雲母。身長どうだった~?」
雲母
「――――ッ!!!」
歩武
「俺の気遣いが木っ端微塵に!!」
藍
「その日、論説部は核の炎に包まれた……」
(実体験を基にしたフィクションです)